
こんにちは、もっち〜(@mochitra.gugn)です!
私は大学卒業後、新卒で就職した大手旅行会社を丸6年勤めたあと、突然退職して世界一周の旅に出ました。
なぜ安定のキャリアを捨てて旅に出たのか。
今の生活に疑問を感じている人や、何か大きなことをするのに悩んでいる人にとって少しでも参考になればと思います。
ずっと「叶えたい夢」だったから

2014年のある日、私は「死ぬまでにしたい100のこと」、いわゆるバケットリスト(bucket list)を作りました。
その中に「世界一周旅行」と「プライベートでクルーズ旅行」を書きました。この2つを書いた理由は「単純な憧れ」です。
- これができたらきっと楽しい人生だろう
- これが叶ったらなんて幸せなんだろう
「いつか行けたらいいな」と漠然と思っていただけではきっと叶わなかったでしょう。
書くことで自分の無意識の中にも刷り込まれていくのだと思います。
理想と現実のギャップに悶々としていたから

しかしながら、「夢を叶えて理想的な生活をしている自分」のイメージがある一方で、現実世界には「ただ必死に毎日を過ごしている自分」しかいません。
- 毎朝アラームをスヌーズにしてギリギリまで寝て
- 朝ごはんも食べずに家を飛び出し
- 満員の通勤電車に1時間揺られ
- 出社する頃には既にヘトヘトで
- コーヒーと栄養ドリンクで体をだましながら仕事をして
- ひどい時にはランチを食べる暇さえなく働き
- 気付けば定時はとっくに過ぎて毎日22時くらいまで残業
- 家に帰っても疲れ果ててすぐに寝るだけ
こんな調子ですから、自分の仕事に対するモチベーションは下がって、「なんで毎日こんな生活をしているんだろう」とか「死んだ方が楽かも」などと思うこともしばしばありました。
とはいえ、それを変える方法も勇気もなく、フラストレーションはピークに達していました。
偶然インターネット広告を見つけたから

そんな時、インターネットでたまたま「世界一周70万円」というバナー広告を見つけました。気になったので、すぐに資料請求
をして説明会にも参加しました。
詳しく話を聞くと、70万円で行くにはいくつかの条件があるとのこと。
- 乗船時に「29歳以下」であること
- 船室は一番安い「4人相部屋・窓なし」
- 「第98回クルーズ」など限られたクルーズのみ適用
- 今後、同じキャンペーンがあるかは「未定」
説明会参加当時が28歳だったので、年齢のリミットはあと1年あるものの、翌年以降に同じキャンペーンが出るか分からないとなれば、「行くなら今しかない!」と確信しました。
行きたい場所と航路が合致していたから

この「70万円キャンペーン」の対象クルーズだった“第98回クルーズ”は「全25寄港地!初夏の北欧を巡り北極航路をゆく106日間」というもので、奇しくも私がこれまで行きたかった場所をとことん網羅していました。
- 北欧(特にノルウェー)
- サントリーニ島
- シンガポール
- スエズ運河
- パナマ運河
- キューバ
- バルセロナ
- リスボン
- ニューヨーク
これが全く興味がない場所ばかりだったとしたら、たとえ70万円で世界一周ができるとしても、行くことはなかったかもしれません。
余談ですが、出港前に東京のピースボートセンターで行われた「出港前パーティー」で、クルーズディレクターの田村さんが言った言葉が印象的でした。
「どのクルーズ(を選ぶの)がいいですか?と聞かれることがありますが、自分が選んだクルーズがいつでも一番だと思います!私は次で地球9周目になりますが、お客様として最初に乗船したクルーズがやっぱり一番です!」
これを聞いて、自分の選択は間違ってなかった、と安心したのをよく覚えています。
夢を達成した今、思うこと

2018年8月、私は「世界一周旅行」と「プライベートでクルーズ旅行」、2つのやりたいことを同時に叶えました。
全ては「死ぬまでにしたい100のこと」を作ったことから始まりました。作ってから叶うまで4年以上の時間がかかりましたが、書かなければ一生叶わなかったと思います。
「単純な憧れ」でも「不純な動機」でも何でもいいから、やりたいと思ったことを書き出すと「それを叶えるためにはどうしたらいいか?」と無意識の中でも考えるようになります。
そうすると、関連する投稿・広告・記事などの情報に自然と目が行くようになって、夢を叶えられる可能性がグーンと高まります。
この「100リスト」は随時追加・更新していて、気付けば既に100を超えています。
皆さんにもぜひ「自分の100リスト」を作ってほしいので、このブログで私の100リストを公開しています。ぜひ参考にしてください!