こんにちは、もっち〜です!
ヨーロッパ周遊バックパッカーを始めて10日目を迎えました。
今日は高速鉄道「ユーロスター」に乗ってベルギーの首都ブリュッセルへ向かいます!
確認不足で思わぬハプニング

ユーロスターが出発するのは「セント・パンクラス駅(St. Pancras station)」。
赤レンガの駅舎がとても素敵です。
ハリーポッターの映画にも登場する建物ですよ!

ユーロスター専用の改札口を進んで中に入るはずが、私が乗る8:55発の便は電光掲示板に「GATE CLOSED」の表示が。
なんか嫌な予感がするぞ……
駅員さんに「8:55発の便に乗りたいんだけど」とチケットを見せたら、「もう遅いよ」と言われました。
「え、だってまだ時間あるじゃん」と8:30を示す腕時計を指しながら言いましたが、「もうゲートクローズだから。あとはチケットカウンター行って」と塩対応でした。

仕方なくチケットカウンターで事情を説明しましたが、空席がある時間は18:55発とのこと。
10時間後かーー
座席をアップグレードしたら、早い時間の便でも空席があるとのことでしたが、値段が4倍くらいするので手を出せず。
結局18:55発に変更してもらいましたが、それでも変更手数料で44ポンド=約6,000円も取られました。

実は、改札を抜けたらそのまま電車に乗れるわけではなく、その先に空港みたいに「手荷物検査」と「出国審査」があります。
そのため、出発の45~60分前に改札を抜けなければいけなかったのです。
よく考えたらユーロスターに乗ったら、そのまま海外に行けちゃうんですからね。
「同じEU圏だから」と甘く考えてましたね。
チケットにもちゃんと書いてあったのに見てなかった……
今後乗る予定のある人は注意してください!
想定外のロンドン追加観光

思わぬところで10時間もの時間が出来てしまいました。
とりあえず、すぐ近くにある「キングス・クロス駅(Kings Cross station)」に来ました。
ハリーポッターで出てくる有名な「9と4分の3番線」!

日曜日の朝でしたが、写真撮影のために多くの人が長い列を作っていました。

こんな感じで記念写真を撮れる場所でしたが、さすがにこの列に並びたくはないので、横をスルーするだけ。
なぜか、他のブログやサイトには写っている、壁にのめり込んだカートやマフラーを持った黒子の人などはいませんでした。

その後、1時間ほど散歩して有名な「アビー・ロード(Abbey Road)」にやってきました。
言わずと知れた、ロックバンド・ビートルズのアルバム写真に使われた場所ですね。
それにしても、住宅地の一角にあるただの道路がこれほど有名になるなんて、ビートルズの影響力のすごさを感じます。

駅に歩いて戻りながら、他にも有名な観光スポットに立ち寄ってみました。
まずは「シャーロック・ホームズ博物館(The Sherlock Holmes Museum)」。
一見ただのアパートのように見えますが、小説内でホームズが住んでいたとされる場所が現在は博物館となっています。
シャーロック・ホームズ博物館 (The Sherlock Holmes Museum) 住所/221b Baker Street, London 営業時間/9:30~18:00 入館料/大人15ポンド・子供10ポンド(16歳未満)

次に「マダム・タッソー館(Madame Tussauds London)」。
東京・お台場にもあって人気ですが、ロンドンでもたくさんの人が並んでいて整理券を配っていて、最短でも1時間半後の入場になっていました。
マダム・タッソー館 (Madame Tussauds London) 住所/Marylebone Road, London 営業時間/9:00~18:00(一部例外あり) 入館料/大人35ポンド・子供30ポンド(3~15歳)

続いて「大英博物館(The British Museum)」。
入館無料なので、時間もあるし入ってみようと思ったのですが、これまたすごい人……
手荷物検査を受けてから入場するのですが、そもそも検査を受けるまでが長い行列。
いくら無料でも、さすがにこれに並ぶのは無理だ。
結局、外観の写真だけ撮って通り過ぎました(笑)
大英博物館 (The British Museum) 住所/Great Russell Street, London 営業時間/10:00~17:30 入館料/無料

ちなみに、ロンドンの街中には赤い電話ボックスがたくさんあります。
日本ではすっかり見かけなくなってしまった公衆電話。
「ロンドンと言えば」というシンボル的なものですが、今でも現役でちゃんと使えますよ!
ようやくユーロスター乗車。そして、ブリュッセルへ

長いお散歩を終えて、セント・パンクラス駅に戻ってきました。
いよいよユーロスターに乗車です。
改札口でチケットを読み込み、その先の手荷物検査・入国審査を抜け、エスカレーターでホームへと上がります。

やっと対面できた「ユーロスター(EUROSTAR)」!
日本の新幹線より長い全18両編成で、最高時速は300km/h。

今回はベルギー・ブリュッセル行きに乗りますが、他にもパリに行く路線もあります。

そして、2時間ほどの乗車でブリュッセルに到着しました。
ブリュッセルには大きなターミナル駅が「北駅」「中央駅」「南駅」と3つあり、ユーロスターが到着するのは「南駅(Bruxelles-Midi)」です。
観光スポットが多く集まる中心地は「中央駅(Bruxelles-Centraal)」が最寄り駅なので、在来線に乗り換えて1駅先まで行きます。

21時を過ぎても空はこの明るさなので、季節が夏で本当によかったと思う。
これが冬だったら、もう真っ暗で「ホテルに行く」以外の選択肢がないよ…
明日の朝にはブリュッセルを出発してしまうので、今日のうちにできる限りの観光はしておきたい。

というわけで、中央駅に着いてから最初にやってきたのはワッフル屋さん(笑)
朝はお店が開いてるか分からないし、今日はいつ閉まってしまうか分からないので、買えるうちに買ってしまおう!
既にイートインの時間は終了していてテイクアウトのみでしたが、食べられないよりはマシ!
あとでホテルで食べよう。

次に「小便小僧(Manneken-Pis)」。
「世界三大がっかり」の1つとして有名ですが、がっかりの理由は“その大きさ”。
体長約50cmで街中にひっそりと佇んでおり、ボーっとしてたら簡単に通り過ぎてしまいそう。

「世界三大がっかり」の残りの2つは「コペンハーゲン・人魚姫」と「シンガポール・マーライオン」と言われていますが、これで3つとも制覇したことになります。

超スピード観光になってますが、続けて世界遺産にも登録されている「グランプラス(Grand Place)」へ。
四方を「ギルドハウス」と呼ばれる建物に囲まれた広場ですが、ちょうど私が行った時間は夜のライトアップがされていて非常にキレイでした。

そして、「サン・ミッシェル大聖堂(St. Michael Cathedral)」。
こちらも夜のライトアップがされていました。

当初の予定より10時間遅れで、ようやくホテルへ到着。
ホテルのバーでブリュッセルの地ビールを購入して、テイクアウトしたワッフルと共にいただきます。
ちなみに、右が「ブリュッセルワッフル:3ユーロ(ベルギーチョコレートのトッピング:1ユーロ)」で、左が「おかず系ワッフル:6.5ユーロ」です。
いくら名物と言えど、ビールとワッフルの組み合わせはさすがに無理があったかな?(笑)
でも、やっぱり旅にグルメは欠かせませんよね!