こんにちは、もっち〜です!
前回の記事「『海外船』と『日本船』、一体なにがどう違うの?〜前編〜」に続き、私が考える「海外船と日本船の違い」について書いていきます。
違い②:船の大きさ・乗船客数

日本船3船の大きさ・乗船客数は以下のとおりです。
- 飛鳥II : 50,142トン・872名
- ぱしふぃっくびいなす : 26,594トン・620名
- にっぽん丸 : 22,472トン・524名
これに対して、世界最大のクルーズ客船(2019年3月現在)「シンフォニー・オブ・ザ・シーズ」は228,081トン・5,535名で、文字通り“桁違い”の大きさです。
2位が「ハーモニー・オブ・ザ・シーズ」で226,000トン・5,479名、3位が姉妹船「オアシス・オブ・ザ・シーズ」「アリュール・オブ・ザ・シーズ」で225,282トン・5,484名です。
これらの船は全て「ロイヤル・カリビアン」という船会社が運航しており、彼らは巨大な船に大量の客を乗せることで1人あたりのコストを下げて、安いクルーズ旅行を提供するビジネスモデルをとっています。
飛鳥IIを初めて見た人の多くが「大きいねぇ!」と言いますが(私も漏れなくその1人)、確かに日本船では最大ではあるものの、世界から見たら実はとても小さいのです。

違い③:内側客室の販売がない
客室タイプは旅行代金に直結しており、基本的に以下の4種類の中から選ぶことになります(★の数は旅行代金レベル)。
- 内側客室(★)
- 海側客室(★★)
- バルコニー付客室(★★★)
- スイート客室(★★★★)
そのため、部屋からの眺望は気にせず安く参加したい場合は★の内側客室を選べばいいのですが、日本船ではこの内側客室の販売がありません。
そのため、一番安い客室タイプで★★の海側客室なので、全ての部屋が海に面しています。
もちろん、内側に部屋がなく吹き抜け状態になっているのではなく、船内施設やクルーの作業部屋などに使われています。
いかがでしたでしょうか。
前編・後編まとめると、「海外船」と「日本船」の違いは以下の3つです。
- 日本人向けのサービスが充実
- 船の大きさ・乗客数
- 内側客室の販売がない
決して「どちらがよい」という優劣を決めているわけではないので、誤解のないようにお願いします。
それぞれにいいところはたくさんありますし、参加するときの目的や、その人の好みもありますので、自分に合った船を選ぶのが最適です。