クルーズ旅行はどう選ぶ?クルーズコンサルタントが教える「7つのポイント」

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こんにちは、もっち~です!

クルーズ旅行が日本でも身近になってきましたね。

でもいざ「クルーズ旅行に参加しよう!」となったとき、「どうやって選んだらいいんだろう?」という方も多いのではないでしょうか。

そこで、クルーズ旅行を選ぶ際のポイントを、クルーズコンサルタントの資格を持つ私独自の視点でお伝えしていきます!

※今回は海外船についてのみです。日本船については別の記事「日本船3船を比較してみた!飛鳥Ⅱ・にっぽん丸・ぱしふぃっくびいなす」をご覧ください

1.客船クラス

車に例えるなら「大衆的なトヨタ」「高級なベンツ」か、どれに乗るかといった感じです。大きく3つのクラスに分かれます。

カジュアル船(全体の約6割/1泊1~2万円)

ニューヨークに停泊中のアンセム・オブ・ザ・シーズ(2018年7月撮影)


最もリーズナブルで、最もレジャー向きのクラスです。エンターテインメントや船内施設が充実していて、子供連れの家族にとってはこのクラスがオススメです。

<船名【船会社(国)】の一例>

〇〇・オブ・ザ・シーズ【ロイヤル・カリビアン(米)】
ノルウェージャン・〇〇【ノルウェージャン・クルーズライン(米)】
カーニバル・〇〇【カーニバルクルーズ(米)】
MSC・〇〇【MSCクルーズ(伊)】
コスタ・〇〇【コスタクルーズ(伊)】     など



プレミアム船(全体の約3割/1泊2~5万円)

横浜港に停泊中のセレブリティ・ミレニアム(2015年9月撮影)


「ワンランク上の大人のクルーズ」という言葉がピッタリの落ち着いた雰囲気が特徴のクラスです。客層は年配の方が多く、夫婦でゆったり楽しむならこのクラスがオススメです。

<船名【船会社(国)】の一例>

〇〇・プリンセス【プリンセスクルーズ(米)】
〇〇ダム【ホーランド・アメリカ・ライン(米)】
セレブリティ・〇〇【セレブリティクルーズ(米)】  など



ラグジュアリー船(全体の約1割/1泊5~10万円以上)

デンマーク・コペンハーゲンに入港するクリスタル・セレニティ(2018年6月撮影)


最も華やかで、最も格式高いクラスです。最高にリッチで贅沢な体験をしたい方にオススメのクラスです。

<船名【船会社(国)】の一例>

クリスタル・〇〇【クリスタルクルーズ(米)】
クイーン・〇〇【キュナード・ライン(英)】  など



2.客室タイプ

同じ客船でも客室タイプによって旅行代金が大きく変わります。ホテルの部屋を選ぶような感じですね。大きく4つに分けられます(★は旅行代金のレベル)。

内側客室(★☆☆☆☆)

文字通り「内側の窓がない部屋」です。

最も料金が安い客室タイプですが、日の光が一切入らず時間感覚が分からないのと、非常に閉鎖的で息苦しく感じるときがあります。

「料金を最優先する」「部屋にいるのは寝るときだけ」という方はこちらの客室タイプがオススメです。

海側客室(★★☆☆☆)

こちらも文字通り「海側の窓付きの部屋」です。

内側の次に料金が安い客室タイプで、窓は付いていても開くことはできません

内側客室と同じで空気の入れ替えがしにくいですが、日の光が入るおかげで息苦しさは軽減されます。

バルコニー客室(★★★☆☆)

「海側で窓から外に出られるバルコニー付の部屋」です。

プライベートバルコニーから外の景色を楽しんだり、バルコニーで食事をしたりと優雅な体験ができます。

スイート客室(★★★★☆)

「とにかく豪華で贅沢なサービスが受けられる部屋」です。

広い客室がベッドルームリビングルームに分かれていたり、専用のラウンジがあったり、専属バトラーがいたりします。

3.寄港地(航路)

シンプルに「どこに行くか」です。

これは個人の好みによるところになりますが、「世界三大クルーズ海域※」というものがあるので、オススメの季節と共に紹介します。

(※諸説あります)

カリブ海

キューバのバラデロビーチは過去最上級の美しさだった(2018年7月撮影)


アメリカのフロリダ・マイアミなどから出港する「カリブ海クルーズ」世界的に人気があります。

やはり、鮮やかなエメラルドブルーの海が魅力です。キューバ・ジャマイカ・ハイチ・ヴァージン諸島・バハマ・ドミニカ共和国などの国があります。

多くが7泊8日で出港した場所に戻ります。1年を通してたまらないほどの暑さですが、9~10月はハリケーンが発生する季節なので少し注意が必要かもしれません。

エーゲ海・アドリア海

ギリシャ・サントリーニ島はエーゲ海の代表的な観光地(2018年6月撮影)


ギリシャの東側に位置する「エーゲ海」と、イタリアの東側に位置する「アドリア海」は、海の透明度・美しさはもちろんのこと、寄港する都市がとても魅力的な海域です。

  • ベネチア【イタリア】
  • アテネ(ピレウス)【ギリシャ】
  • サントリーニ島【ギリシャ】
  • ドブロブニク【クロアチア】
  • イスタンブール【トルコ】     など


これらの寄港地へはイタリア・ローマ(チビタベッキア)からの出港が多いので日本からのアクセスが良いのと、一帯が地中海性気候に属しているため1年中快適に過ごせる点もオススメですね。

アラスカクルーズ

船上から見る氷河は圧巻!


アラスカ?!と意外に思う方も多いかもしれませんね。

アメリカ・シアトルやカナダ・バンクーバーから出港し、ジュノースキャグウェイといった都市をめぐります。

この海域の魅力はなんといっても「氷河」です!!

ベストシーズンは気温が高くなり始める5~6月の春先で、氷河が溶けて海に落ちる様子を船上から見られます!

これは船の旅でないと見ることができないので、自室からゆっくり眺められるバルコニー客室を予約して参加することを強くオススメします!

でも「行きたいところに行く」のが一番!

いろいろとオススメの海域を紹介しましたが、他にも地中海ハワイ南太平洋など、素敵な海域は世界中にたくさんあります。

でも、結局は自分が行きたい場所に行くのが一番いいので、いろんな海域を行ってみて、お好きな海域を探してみてください。

4.クルーズ旅行の種類

上記で紹介した「世界三大クルーズ海域」は、日本と現地の間は飛行機で移動し、現地でクルーズを楽しむパターンがほとんどです。

このようなパターンを「フライ&クルーズ」と呼びます。

一方で、出発も帰着もどちらも日本のパターンを「日本発着クルーズ」と呼びます。

最近は日本人のクルーズ市場が大きくなっているので、後者の「日本発着クルーズ」が増えています

ちなみに、海外船が日本発着クルーズを実施する場合、日本国内だけをめぐることは「カボタージュ」といってルール違反となるので、必ず日本以外のどこかの国に寄港する必要があります。

パンフレットとかで「日本一周クルーズ」とあっても、台湾・韓国・ロシアなどの海外が含まれているのはこのためです。

5.旅行タイプ

船や航路・客室タイプが決まったら、いよいよ申し込みです!

最近はインターネットでの申し込みも増えていて、クリックひとつでウン十万の旅行ができる時代です。

ここで注意すべき点は「販売元」【プラン】です。

A:「旅行会社」が販売している【パッケージツアー】

出発から帰着まで、船に乗るまでの交通手段など、基本的なサービスが全て含まれているプランです。

※プランによって、添乗員がいる場合・いない場合があるので、旅行条件をよく確認しましょう

B:「船会社」が販売している【客室プラン】

運航する船会社が、船の中だけのサービス(宿泊・食事など)を販売するプランです。港までの交通手段や、船に乗る前後の宿泊などは自己手配が必要です。

C:その他

大きく分けると上記の2種類ですが、他にも「旅行会社が販売している客室プラン」や「船会社が販売しているパッケージツアー」などもあるので、パンフレットや旅行条件をよく見ましょう。




6.寄港地での過ごし方

クルーズ旅行は「船そのものが目的地」であり、「船内で過ごす時間を楽しむこと」を目的としていますが、やっぱり寄港地に着いたらその土地を楽しみたいですよね?

寄港地での過ごし方は大きく3種類に分けられます。

オプショナルツアーに申し込む

申し込みをした旅行会社、または船会社が企画している「オプショナルツアー」に申し込むパターンです。

申し込みのタイミングは出発前や船内など様々なので、案内が届いたらよく読むといいでしょう。

ただ、概ね旅行代金は高めなので、料金重視の場合は自己手配してみるのも選択肢に入れてもいいかもしれませんね。

元々パッケージの中に含まれている

中には「寄港地観光付」として販売しているパッケージツアーもあります。

この場合、見た目の旅行代金が他に比べて高くなるので除外してしまいがちですが、よく見るとお得な場合もあります。

自由行動

特に事前に決められた内容の観光ではなく、自分たちで好きなように観光するパターンです。

「現地やインターネットで販売しているツアーに申し込む」「友人・知人に案内してもらう」などをしている人もいますね。


7.様々な特典

各クルーズ会社は、自社の船に乗ってもらうべく様々な特典を付けて顧客の囲い込みを図っています。

一例をご紹介します。

上級クラス特典

スイート客室などの上級クラスは食事するレストランが違ったり、部屋にウェルカムシャンパンボトルが入っていたり、価格以上の価値を付けようといろんな工夫が感じられます。

リピーター特典

ほとんどの船会社では「リピーター制度」を導入しています。ポイントカードみたいなものですね。

同じ船会社のクルーズ旅行に何度も参加しているとランクがどんどん上がり、そのランクに応じた特典がもらえる仕組みです。

有料レストランに1回招待されたり、本来有料の船内WIFIが無料になったり、船会社により内容は様々ですが、知っておくとお得になることも?

ちなみに、リピーター会員になるのは無料なところが多いですよ!



いかがでしたでしょうか。

この7つをおさえれば、行ってみて「想像と違った!」なんていう失敗はなくなるでしょう。

ぜひこの記事を参考にクルーズ旅行を選んでみてください!

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