こんにちは、もっち~です!
17日目は夜行バスでスロベニアに入国するところからスタートです。
スロベニアはついにヨーロッパ周遊バックパッカー最後の国となります!
出国審査と入国審査で大渋滞

目を覚ますと、バスは渋滞の中にいました。
時刻は朝6時。
スマホで地図を開くと、どうやらクロアチアとスロベニアの国境にいるようです。
出国審査のパスポートチェックで渋滞しているみたいです。

案の定、出国審査待ちの渋滞だったのですが、我々の番になったと思ったら乗客全員バスを降ろされました。
今までとは違い、自分でパスポートを持って入国審査官の対面審査を受けなければならなかったのです。
まぁ国が違えばそういうこともあるだろうなぁ、と思いながらバスに戻って再び眠りにつきました。

再び目を覚ますと、バスはまた渋滞の中にいました。
時刻は朝9時。
スマホで地図を開いてビックリしました。
先ほどの出国審査場から300mくらいしか進んでいないのです。
私の頭の中は大混乱……
3時間で300mしか進まないわけがない。
……まさか、寝過ごして折り返してしまったのか?!
しかし、周りの乗客はさっきと同じ顔ぶれ。
いや、間違いない。「3時間で300mしか進んでいない」のだ!

クロアチアの出国審査を抜けてから、今度はスロベニアの入国審査があるため、ずっと渋滞のままだったみたいです。
入国審査も同じように一度バスを降りて対面審査を受けるシステムでした。
パスポートにはちゃんと「クロアチア出国(右上)」と「スロベニア入国(右下)」の2つのスタンプが押されました。
予定より4時間遅れでスロベニア到着

結局、朝7時に着くはずの夜行バスは、予定より4時間遅れの11時にスロベニアの首都・リュブリャナ(Ljubljana)に到着しました。
日本でこんなに遅れたら大クレームになると思うのですが、乗客の方々は意外と普通で、よくあることなのかなと思いました。

気を取り直して、リュブリャナ観光へ出発します。
まずは、市内中心部の入口にある「竜の橋(Dragon Bridge)」。
竜はリュブリャナのシンボルにもなっていて、象徴らしく迫力ある像が迎えてくれました。

そのまま、山の上にある「リュブリャナ城(Ljubljana Castle)」へ向かいます。
ケーブルカーまたは徒歩で上まで行けますが、私は徒歩で行きました。
この路地から入っていきますが、看板があるので迷うことはありません。

坂道は少し急ですが、ゆっくり歩けば問題ない道で、途中からは階段があるので歩きやすくなります。
体力に自信のある方はぜひチャレンジしてみてください。

15分ほどであっさり到着しました。
旗が立っている塔の上や展示室は有料ですが、中庭など無料で開放しているところもあります。

ビューポイントからはリュブリャナの市内を一望できます。

ちなみに、ケーブルカーで来る場合は、こんなガラス張りの乗り物に乗って登ってきます。
片道2~3分で上り下りすることができちゃいます!
リュブリャナ城 (Ljubljana Castle) 入場時間/9:00~23:00(時期による) 料金<大人>/ケーブルカー往復4ユーロ(片道2.2ユーロ)、入城料10ユーロ(両方セットで13ユーロ)
コンパクトながら見所たっぷりのリュブリャナ

リュブリャナ城から下りて、メインストリートに出てきました。
このメインストリート沿いに、たくさんのお土産屋さんや飲食店などが並んでいて、歩いているだけでも楽しい通りです。

オシャレな「市役所(Town Hall)」もメインストリートに面しています。

観光名所(9ヶ所)を巡回するバスが1日8便走っていて、このTown Hallが始発となります。
大人は8ユーロで乗り降り自由、10ヶ国語のオーディオガイドもあります(日本語はなし)。

街には「リュブリャニツァ川(Ljubljanica River)」が流れていて、最初の「竜の橋」などたくさんの橋が架かっています。
そして、その中でもリュブリャナを代表する橋が「三本橋(Tromostovoje)」です。
写真だと分かりづらいのですが、左手前・真ん中・奥、3本の橋が連なって架かっています。
昔は真ん中の橋が車用、両脇の2本が歩行者用だったみたいですが、今では全て歩行者用となっています。

三本橋を渡った先にあるピンク色が印象的な建物は「フランシスコ会教会(Franciscan Church)」。
その前にある「プレシェーレン広場」も有名ですが、まさかの路面工事中でした(汗)

リュブリャナは観光名所がまとまっていて、歩きでも観光しやすい街です。
歩き回った後は、やっぱりビールで喉の渇きを癒すに限ります!
スロベニアは「Union」というビールが有名です。
夕方にはHAPPY HOURをやっているお店もあり、ただでさえ安いビールがさらに安く飲めます!
ビールの工場見学ツアーもあったりするらしいので、興味がある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか?